
ゆるレビューでは、VRアプリをゆるゆるくりえぃとのメンバーがそれぞれの主観に基づき、超主観的なレビューをしていきます。
自分と近い感覚のメンバーを見つけて、ぜひ参考にしてください!
今回のレビュー対象は「Wings 1941」!
舞台は第二次世界大戦の連合軍。ボクセルアートの世界で自在に飛行機を操り、ミッドウェー、D デイ、スターリングラード、エル アラメインなどのキャンペーンステージに挑戦!
新しい機体やカスタマイズで機体を強化し、強大な敵を打ち破るのだ!グッジョブ、プライベート!
「Wings 1941」のゲーム内容については以下の記事にも体験レポートがあるのでこちらも興味があれば覗いてみてください!
童心に帰る!「Wings 1941」で楽しむレトロな空中戦

第二次世界大戦を舞台にしたVRシューティングゲームで、往年のシューティングゲーマーにも懐かしい雰囲気を感じさせてくれました。
ポップなボクセルデザインと直感的なコントローラーと酔いにくいプレイ感で、初心者でもすぐに童心に帰ったような体験を楽しめます。
「最近ちょっと凝ったゲームは疲れちゃったな」、みたいな人には気軽に楽しめるのでおすすめです。
アイテム収集や多様なステージも魅力的で、日本語対応なので安心。
ちなみに、弾幕を細かく避けるよりは体全体を大きく使って空間内を移動しまくるのがコツなので、プレイエリアはちゃんと大きくとるのが吉。

例に漏れず、第一声は「手が! 手が飛行機!」でした。
感覚としては、「手に持った飛行機の模型から本当に弾が出た!」という感じ。これはこれでロマンがあります。
VRゲームだとついリアルなフライトシミュレーション体験を期待してしまいますが、こういった「遊び」をリアルに体験できるのもVRならではですね。
この発想はなかった……。
しかしただ斬新なだけではなく、この操作方法は意外と理に適っています。
まず感じたのは、VR酔いしづらいということ。
プレイ動画を見ているとかなり酔いそうに見えますが、実際にプレイしてみるとそんなことはありませんでした。
プレイヤーはしっかり地に足がついた状態なので、プレイヤーが乗り物に揺られる必要がありません。
VRアプリ、特にコントローラーで移動するタイプのゲームはVR酔いしやすいのですが、このゲームにはほとんどその心配がありません。
そしてもう一つは、操作が非常に簡単であるということです。
左右のスティック操作を組み合わせなくても、片手の位置だけで前後左右上下自在に飛行機を操れます。
3次元的な移動を行っているという点では同じなのですが、人は狙った位置に手を移動させるということを日常的に行っているので、手の位置を正確に移動させるのは難しくありません。
アクロバティックな飛行も簡単に実現することができます。
誰もが知っている「遊び」をコンセプトにすることで課題を解決しており、よく考えられているなと感じます。
ただリアルなフライトシミュレーション体験に慣れてしまった人にとっては、このゲームは物足りなさを感じるかもしれません。そもそもそういった体験を求めている人向けのゲームではないと思います。
視点は頭を動かすことで自由に動かすことができますが、強制的に飛行機に追従するわけではないため、ゲーム性としてはFPSやTPSよりも2Dの縦スクロールシューティングゲームに近いです。
2Dのシューティングゲームが好きな人や、過去に飛行機の模型で遊んだことがある人であれば、このゲームも楽しめるのではないでしょうか。

VR端末向けの戦闘機ゲームと聞いて、まず思い浮かぶのは、自分が戦闘機に乗り込み、操縦する一人称視点のゲームです。
しかし、このゲームではまるでおもちゃの飛行機を手に持って飛ばすように、機体を手で直接操縦します。
少年時代の願望をそのまま叶えるような発想に驚きました。
最初は慣れないので、機体ではなく自分自身に向かってくる攻撃も避けようとしてしまったり、アイテムに気を取られたりしていましたが、
気がつくと、弾幕の隙間を縫うように飛ばすなど、いかにカッコよく操縦するかばかり意識するようになっていました。

パイロットではなく、戦闘機自体になれちゃう童心くすぐられ戦闘機ゲーム!
ボクセル調で統一されたワールドやオブジェクトがとてもかわいい。
ブロック遊びや飛行機遊びをしていた子供のころの自分に見せたら、一生遊んでいるだろうなぁ。
戦闘機の種類も多く、いろいろな楽しみ方ができそうだけど、戦闘機を自作して「ぼくのかんがえたさいきょうのせんとうき」で遊べたらもっと喜んでいたかも。
難しい操作もなく、誰でも熱くなれるおもしろさ!次はオンラインモードで友達とブーンブーン言いながら遊んでみたい!
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